国内トップフォーミュラレースSUPER FORMULAの2025年シーズン表彰「IIJ Group SFgo AWARD」で、ファンのお気に入り登録数1位となる「推しドライバー部門」は16号車の野尻智紀選手が受賞しました。野尻選手は2年ぶり2回目の受賞で、賞金100万円が授与されました。「推しチーム部門」はTEAM MUGENが3年連続3回目の受賞、「ピットクルー部門」はVANTELIN TEAM TOMʼSが初受賞となりました。
この賞は、シリーズを運営する日本レースプロモーションが2023年に創設したもので、公式アプリ「SFgo」のお気に入り登録データや、マシンから送信される走行データ（テレメトリー）を指標に、ファン人気や作業速度を数値で評価する仕組みです。2025年はインターネット接続サービスのIIJグループに加え、動画配信サービスABEMA、タイヤメーカーの横浜ゴムが協賛し、各部門に賞金やタイヤ5セットなどの副賞が提供されました。ピットクルー部門では、VANTELIN TEAM TOMʼSが今季最速のタイヤ交換タイム5.243秒を記録し表彰されています。
表彰式は12月10日、三重県・鈴鹿サーキットで実施された合同テスト・ルーキーテスト会場で行われました。野尻選手やTEAM MUGEN田中洋克監督は、継続的な応援への感謝とともに、来季のタイトル獲得やさらなるスピードアップを目標に掲げています。ファンデータを使った表彰制度は、ドライバーやメカニックなど支える人材に光を当てる施策として定着しつつあり、SUPER FORMULAの観戦スタイル拡大や来場者数の増加にどこまで結び付くかが今後の焦点となります。
【イベント情報】
鈴鹿サーキット（三重県鈴鹿市稲生町7992）
source: PR TIMES